TVのデジタル化で アラームクロックラジオからTV音声が聞けなくなって久しいが 仕方なくニュースの少ないNHKFMより NHK第1を聞くことが多くなっている 休日などはラジオ体操の音楽で目が覚めることもたびたびだ
そうした中 先週聞いた「今日は何の日」の中で 四国の香川県が愛媛県から分かれ 今ある最後に出来た県となったのが12月3日だということを初めて知った 明治初期の廃藩置県後色々と変遷があって消滅し ようやく明治21(1888)年になって復活「独立」したとのことであった
これと同様なケースが九州の宮崎県だ こちらも廃藩置県後変遷があって成立したものの その後一旦鹿児島県に合併されて消滅し 西南戦争後の明治16(1883)年に分離復活で「独立」したという経緯がある
ともかくそうした香川の「独立」問題が生じていた頃に おそらくそれとは無関係に愛媛から大志を抱いて上京したのが 司馬遼太郎原作「坂の上の雲」の主人公 秋山好古・真之兄弟と正岡子規だ 軍人となった秋山兄弟は こちらもおそらく宮崎の問題とは無関係に軍人となった 鹿児島県出身の大山巌や東郷平八郎等や 山口県出身の乃木希典や児玉源太郎とともに日露戦争で活躍することになる
去る12/4に第3部がスタートしたNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」は 第10回「旅順総攻撃」であったが あいにく「年中行事」の疲れで途中ウトウトしてしまった
だが満州軍総司令官の大山巌(米倉斉加年)と総参謀長・児玉源太郎(高橋英樹)が 東郷平八郎(渡哲也)率いる連合艦隊の旗艦「三笠」を訪れた折 秋山真之(本木雅弘)が二〇三高地を占領して 旅順港内に潜んでいるロシア艦隊の攻撃を主張する場面と 乃木希典(柄本明)の率いる第三軍が旅順要塞の総攻撃に苦慮する中 児玉が乃木を尋ねる場面はしっかり見ていた
ストーリー自体は 原作を思い出しながら何とか理解できたものの 気になったのは 児玉と乃木が同郷人の朋友として旧交を温めていたのに 場が緊迫していたとはいえ 同郷でしかも同じ下加治屋町の近所同士出身であるのに 大山と東郷の鹿児島弁でのそうした会話がなかったのは 少し不満であった
因みに 西郷隆盛の従弟でもある大山は 誕生地に大きな石碑が建っているが 東郷の場合は その通りを隔てた向かいの 県立鹿児島中央高校の敷地の一隅に小さな誕生地の碑がある もっとも鹿児島港や錦江湾を見下ろせる多賀山には 艦橋をイメージした盛り土の上に 立派な銅像がある 反面大山の銅像があるのは 東京・九段の靖国神社の向いだ
もっとも 乃木軍参謀長の伊地知幸介(村田雄浩)も町名は不詳なるも 市立甲南中学校にある三方限の碑に名があるところから鹿児島中央駅近辺の生まれだし 乃木自身は長州ながら その妻静子は鹿児島藩医の娘である ただ伊地知も乃木も 原作では 多くの将兵を死なせたその戦術にかなりの批判が加えられている
ともあれ ある程度予備知識がなければ理解しがたいし 女性票の獲得も厳しいから 関東地区視聴率の12.7%は仕方のないところか
+++++<posted by kibaddo>++++++++++

