桜島の降灰を思えば
鹿児島県を東西に分けるが如く入り込んでいる湾は鹿児島湾 別名錦江湾で 東側は大隅半島で西側が薩摩半島だ 湾の北側は太古の昔噴火口だったカルデラで 毎日元気よく噴火活動を続ける桜島は今も残る活火山となる
その桜島を 薩摩半島の鹿児島市方面から見ると 雄大なその山容が「壁」のようなイメージも与えるが 桜島フェリーで渡って一周してみても ましてやJAXAの衛星写真で見ればわかるが 富士山や開門岳などと同様成層火山なのである
それだけに鹿児島のシンボルであることは間違いないし 重要な観光資源でもあるのだ
それにしても桜島の噴火活動は今年も活発で 回数も既に540回以上を数え 季節柄風向きが鹿児島市街方向となり 日によっては大量の火山灰で市民生活にも若干の影響が出つつあるものの 市民はこのシンボルが排出する火山灰に文句を言うこともなく 配布される「克灰袋」に詰め込み 市はゴミと同じように火山灰を回収する仕組みが出来上がっている
そういえば 司馬遼太郎の『翔ぶが如く』や随筆や宮尾登美子の『天璋院篤姫』にも 桜島の降灰に関する記述はさほどなかったように思うが 元々幕末には降灰はあまりなかったのか 作者等が降灰に出くわす機会がなかったからのかも知れない
さて そのNHK大河ドラマアンコール「篤姫」 前回第6回「女の道」の話に移る 大筋は於一(宮﨑あおい)が斉彬(高橋英樹)の養女にしたいという申し出に応じるまでの尚五郎(瑛太)や 父・忠剛(長塚京三)や周辺の人々の心の動きを描いたものであったが 圧巻はやはり 「女の道は一本道」の言葉を残した乳母・菊本(佐々木すみ江)の自決であった
今回の気付きは 於一が斉彬の元を訪れる折に身に着けたが打掛が 2008年のドラマ放映に合わせて開催されていた 「篤姫展」の指宿会場に展示されていたものと同じであったことだった
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